履くだけで脚が細くなると話題の着圧ソックスや着圧タイツですが、その仕組みは一体どうなっているのでしょうか?
また本当に履いているだけで脚痩せ効果があるの?着圧が足首に向かうほど強く設定されているのはなぜ?
そんな気になる着圧ソックスや着圧タイツの疑問について調べてみました。
着圧ソックスや着圧タイツの仕組み
着圧ソックスや着圧タイツなどの着圧製品の脚痩せ効果やむくみ改善の仕組みは、全身の血液の循環やふくらはぎの筋肉の働きと密接な関係があります。
血液の循環
心臓が血液を循環させるポンプの働きをすることはよく知られていますよね。
全身の隅々まで新鮮な酸素を運ぶため心臓からは常に血液が送り出されており、健康な心臓が1分間に送り出す血液の量は約5Lにもなると言われています。
また全身からは体外に排出するための老廃物などが含まれた血液が心臓へと送り返されます。
このときに心臓から遠い部分でなおかつ立っている状態のときに心臓より下にある部分、つまり下半身は重力に逆らって血液を心臓に送り返さなくてはいけません。
第2の心臓ふくらはぎ
そこで重要な役割を担うのがふくらはぎです。
第2の心臓とも言われるふくらはぎの筋肉がポンプの働きをすることで下半身の血流を促進して心臓へと血液を送り返します。
つまり血液を全身にしっかり巡らせるにはふくらはぎの筋肉を使うことが大切と言えます。
しかし運動不足や座りっぱなしのデスクワークなどによってふくらはぎの筋肉が衰えたり状態が悪くなると下半身を中心に血流が滞ってしまい、こうして血液の循環が悪くなることで老廃物などが溜まり脚のむくみや全身の不調へとつながります。
段階着圧で血流をサポート
そんなときにおすすめしたいのが着圧ソックスや着圧タイツなどの着圧製品です。
適度な圧力によって下半身を締め付けることにより筋肉が収縮して血流が活発になり、また足首から太ももに向けて段階的に圧力を緩める段階着圧にすることで下から上へと血液やリンパの流れを促進します。
つまり着圧によってふくらはぎのポンプ機能をサポートをすることで、血行促進やむくみ改善の効果が期待できるというわけです。
着圧ソックスや着圧タイツはこういった人間工学的な考えに基づいてつくられている製品なんですね。
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