一人暮らしを始めてする人にとって、自炊は楽しみの一つではないでしょうか。
もともと料理が好きな人はもちろんですが、今まで実家暮らしで食べることは親に任せてきた人も、自分だけの献立を考えることができるのですから、楽しめる要素は沢山あると思います。
ですが、一人暮らしの部屋はキッチンのスペースも限られるはずなので、調理器具はできるだけ少ない方が良いでしょう。
一人暮らしの自炊に適している鍋などの調理器具は、どんなものを選べば良いのか、そのポイントをまとめています。
鍋は一人暮らし用だと小さすぎることも!?鍋選びの注意点
一人暮らしの場合は、鍋やフライパンのサイズは小さいもので十分です。
ですが、小さすぎると不便な点もあるので、サイズ選びは大切なポイントです。
100円ショップなどでも、一人用の土鍋や小さい片手鍋が売っていますが、理想的なサイズは直径18cm~20㎝くらいです。
それ以上大きいものだと収納するのに邪魔になるし、18㎝以下の小さなものだと調理しにくいからです。
小さい鍋で調理すると、具材があまり入れられないので、メニューが限られてしまいます。
煮込む料理などは、具材を少ししか入れられないと味に深みが出ないので、ある程度の大きさは必要です。
そして、小さい鍋は吹きこぼれしやすいので、コンロの掃除が大変です。
IHコンロならサッとふき取るだけできれいになるのですが、ガスコンロの場合は鍋やフライパンを置く五徳に吹きこぼれがついてしまうと、すぐに焦げ付いてしまいます。
さらに、ガスの噴き出し口が詰まってしまうと火がつきにくくなることもあるので、吹きこぼれ防止のためにも、小さすぎる鍋はおすすめできません。
18cm以下のサイズでも、深さがあれば良いので、直径だけじゃなく深さも考えて比較して選びましょう。
一人暮らしに必要な調理器具とは!
一人暮らしを始めても、すぐに色んなレパートリーの料理を作れるわけじゃないと思うので、調理器具は必要最小限のものだけ準備して、徐々に必要なものを買い足していきます。
必要最小限の調理器具は、鍋とフライパンの2つだけです。
鍋とフライパンに付け替え可能な取手と、フタがセットになっているものなら、置き場所に困らないので便利です。
フライパンは直径20~24㎝くらいで、少し深さがあると炒める、焼く以外に、煮込み料理にも使えます。
取手が付け替え可能な鍋は、一人鍋をする時にもテーブルの上に運んで取手を外せばOKです。
片手鍋でももちろん問題ないのですが、テーブルの上で取手のついたままの鍋を食べるのは、ちょっと雰囲気が出ませんよね。
自炊を楽しむためにも、見た目の雰囲気作りも大切だと思うので、サイズや素材など機能性以外にもこだわってみてはいかがでしょう。
土鍋や鉄鍋など、本格的な鍋料理に適した素材もいいと思いますが、重いので取扱いに苦労するかも知れません。
鍋料理以外の用途に使うためには、料理の上級者向けだと思います。
自炊に慣れてから考えてみてはいかがでしょう。
鍋料理の一人暮らし用人気レシピ3選☆
一人鍋は一人暮らしの自炊の強い味方です。
いくつもの料理を作るのは難しくても、鍋料理なら色んな具材を入れることができるので、栄養バランスの面でも助かります。
おすすめの鍋レシピをご紹介します。
【ポトフ】
ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、ブロッコリー、マッシュルームなどの野菜をコンソメベースのスープで煮込みます。
ウインナーやベーコンを入れると味に深みが出ます。
キャベツや白菜など、冷蔵庫に入っている野菜を色々入れるだけなので、とても簡単です。
少し多めに作って残った場合は、そのまま翌日にカレールーを加えてカレーライスにアレンジできます。
【キムチ鍋】
市販の白菜キムチを鍋に入れて、水を加えて鶏ガラスープの素や和風だしの素で好みの味にします。
そこに豚バラ肉(豚小間でもOK)、豆腐、ネギなどを加えて完成です。
鍋のしめは、ご飯を入れてキムチ雑炊で食べてもいいですし、そこにチーズを乗せてリゾット風にしても美味しいです。
中華麺やうどんを入れてもいいでしょう。
【餃子鍋】
冷凍でもチルドでもいいので、餃子を鍋の具材のメインにすると便利です。
スープのベースは鶏ガラスープや中華調味料を使います。
野菜は白菜やモヤシ、水菜などお好みで。
冬はショウガを加えると身体がぽかぽかと温まります。
味のアクセントにラー油を加えるのもおすすめです。
まとめ
一人暮らしスタートして、自炊のために色々と買い揃えたくなると思いますが、まずは必要最小限の鍋とフライパンを使いこなせるようになるまでは、増やし過ぎないようにしましょう。